" /> 花屋さんがアドバイス!花持ちが違ってくる夏のお花の飾り方 | 花屋のふーさんブログ
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花屋さんがアドバイス!花持ちが違ってくる夏のお花の飾り方

どうも

花屋のふーさんです。

 

どうしても暑くなるとお花の持ちが悪くなりますよね?

夏になるべく長くお花を楽しむための方法をアドバイスしていきます。

お花を長く楽しむためにやることを3つに分けて説明していきます。

お花を買う際に気を配ること

夏にお花を買う際に気をつけることをいくつか挙げてみます。

花持ちのいいお花を選ぶ

今は同じ種類のお花が一年中手に入りますが、やはり季節のお花のほうが日持ちはいいです。

夏に日持ちするお花たち

ヒマワリケイトウカーネーショントルコキキョウなど

また、アンセリウムラン類ネイティブフラワーなども長持ちします。

ネイティブフラワーについては👇

鮮度のいいお花を選ぶ

鮮度のいいお花の見分け方は慣れていないと非常に難しいです。ですがお花屋さんに買いに行く曜日を調整することで、鮮度のいいお花に巡り合う確率があがります。お花の市場は毎日取引されているわけではなく、月・水・金にまとまった量の取引きが行われます。

朝市場で取引が行われ、通常お昼ぐらいまでにはお花屋さんはお店に帰ってきます。それから水揚げされてお店に並ぶのは夕方近くだと思います。

持ち歩く時間帯を考える

お花屋さんでお花を買ってからお家に帰る時間帯はなるべく涼しい時間帯を選びましょう。お花のダメージが少なくてすみます。

ふーさんのところでは夏場は13時から16時ぐらいの間はお花を配達するのを避けています。

お花を生ける際に気を配ること

買ってきたお花を生けてみましょう。

一年中同じやり方がベストです。お花を長持ちさせるための生け方を説明します。

綺麗な花器を用意する

お花を生ける場合は綺麗に洗ってある花器を使用してください。できれば洗ったあとで食器用除菌剤などで漂白・除菌してあるといいですね。

切り花延命剤入りの水を用意する

花器に入れるお水は切り花延命剤入りのものを使います。切り花延命剤は必ず規定量で使ってください。少なくても多くても効果が薄れます。濃度の誤差は±5パーセントに抑えてくださいと商品説明しているメーカーもあります。

いろんなメーカーのものがありますが、ふーさんは切り花延命剤のパイオニアのクリザールが一番いいと思います。クリザールは世界のお花屋さんで広く使われています。

お花の水揚りをチェックする

お花屋さんで買ってきたお花は売る前に水揚げはしてあります。ただ、長時間水から離した状態になったいると水が下がっている場合があります。その場合はもう一度水揚げします。

水揚げについては

水に浸かりそうな葉を取り除く

お花の葉が水に浸かっていると水に雑菌が繁殖しやすくなります。花器に入る部分の葉は完全とってしまいましょう。

蒸れないようにフワッと生ける

夏場は蒸れやすいのでお花とお花がくっつき合わないように生けます。お花を留めている輪ゴムやスズランテープなどは必ず外してください。

お花のケアについて気を配ること

お花を飾ったあとのケアについて説明します。

日差しの強いところにおかない

夏場のお花がもたない原因のひとつが花瓶の水温度があがることがあります。

また、光があたってしまうと蒸散量が増えてしまします。お花が吸い上げる水分量より蒸散量が上回ってしまうとお花がしおれてしまいます。それらを防ぐためあまり日の当たらない涼しいところに飾ります。

エアコンの風をあてない

夏場にはお花は涼しいところにおいて欲しいのですが、エアコンの風が直接あたるところは避けてください。お花を乾燥させてしまう原因になります。

換気のいいところにおく

お花はエチレンの影響で萎んだり落花したりします。エチレンはリンゴ・バナナなどの果物が熟すときに発生します。また、排気ガス煙草の煙になどもエチレンが含まれています。冬場の灯油の燃焼などにも注意です。

水の交換と切り戻し

夏場は水のみの場合は毎日、切り花延命剤を使用してる場合は2日に1度ぐらいお水をかえます。

切り花延命剤を入れた場合は水換えは必要無いと説明されている場合もあります。一年中室温を一定にしていれば条件は変わりませんが、季節により変えるほうがいいと思います。

冬場で1週間・真夏で2日間・その他の時期で5日間ぐらいで交換すれば無難だと思います。これはあくまでふーさんが長年使用しての感想です。

水を換える際に、花器からお花を抜き流水で茎を洗いヌメリをとります。再度生け直すときに茎の茶色く変色した部分は切り捨てます。茶色く変色した部分腐っていてお水を吸えない状態です。

終わったり萎れた花や葉をとりのぞく

萎んだお花や葉からも、先程説明したエチレンが発生しています。

花ガラや枯れた葉なども含めて綺麗に取り除いてやります。水換え・切り戻しの際に同時にやるといいでしょう。

手間=日持ち

いままでいろいろ挙げてきました。なかなか大変だと言う方もいると思います。でも、このかけた手間こそがお花の日持ちになって返ってくるのだと思います。

どうしても時間が無いという方は水換え・切り戻しこれだけでもやってみてください。飾りっぱなしとは明らかに日持ちの違いを感じられます。

お花も切り花として採花されたときに死んでしまってるのではなく、飾られてからも生きています。人間の我々でも過ごしやすい条件や環境はお花にとっても過ごしやすいわけです。その上お花にとってのご飯となるお水はしっかりと吸えるようにする。そうすればお花も長持ちしてくれるはずです。

皆さんもせっかく飾ったお花ですから少しでも長持ちさせてはいかがでしょうか?

 

どうも

花屋のふーさんでした!

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