こんにちは
ふーさんです!
今回は天保そばをそば屋惣右ェ門で食しましたのでご紹介します。
天保そばについて
天保そばって?
天保そばは江戸時代の天保の飢饉にそなえ農家で備蓄されていたそばの実を発芽させ蘇らせたものです。
例年、6月の頭に食べられるようになりますが。山形のどこのお店というわけではなく、保存会の会員のお店でしか食べられません。
今回そば屋惣右ェ門で食べてみました。
そば屋惣右ェ門の基本情報
そば屋惣右ェ門は山形市の北部にあります。高速のICが近かったり、バスもとめられる駐車場があるなど、県外の方の利用も多いお店です。
そば屋惣右ェ門 | |
TEL | 023-633-0055 |
住所 | 山形市早乙女一番地 |
営業時間 | 11時~19時30分 平日は15時30分~17時中休み |
定休日 | 火曜日 祝日の場合営業 |
駐車場 | 有り 専用 |
場所はわかりやすく、駐車場の台数も多いです。
席数も150席ある大箱です。
そば屋惣右ェ門のメニュー
そば屋惣右ェ門はそばの専門店になります。
こちらが通常メニュー。
そばは細打ちと太打ちがあります。細打ちといっても山形基準の細打ち。関東ではやや太めといわれるぐらいの太さです。
こちらが季節メニュー。
このときは「冷やし」メニューがありました。
実食
今回は天ぷらつき天保そばとざるそばを食べてみることに。
ざるそば
こちらがざるそば。
ふーさんは通常「もり」ですが、相方は「ざる」を所望でした。普通盛りでそば蒸籠が二段。大盛りは三段になるようです。「天ぷら」のつかないメニューは提供が速く、約5分ぐらいででてきました。
啜ってみると、やや洗いと締めが足りない気もしますが、山形では上品な蕎麦の印象。そば粉は更科粉もやや混ぜているそうで、言われるとムチっとしたそんな食感もあるようなに感じます。一番粉と二番粉と小麦粉の比率はわかりませんが、東京の方などには抵抗無いそばでしょうね。
より山形らしい蕎麦を求めるなら、太打ちの板そばを食べることをおすすめします。
天ぷらつき天保そば
こちらが天ぷらつき天保そば。
天ぷらつきだと少し時間がかかって約12分ぐらい。お昼のピークだともう少し待つでしょうね。
実は「天保そば」は二度目。約5年前にこちらで食し、いたく感動したものです。
啜ってみると、前には感じられた野趣あふれる力強さは希薄に。今年(前年の秋)の作は良くて甘み感じると聞いてましたが、作が良すぎて上品に仕上がってしまいましたかね。前は他店で食べた地粉(西蔵王産)にも匹敵する強い風味でしたが。それでも、上記の「ざるそば」とは違いますね。3人でいって「太打ち」も頼んで味比べなどできたら面白いかとは思います。桜の時期には寒ざらしもありますので、それを狙っていくのも一興です。
天ぷら
こちらがセットになっている天ぷら。
エビに野菜、ボリュームもなかなかあり、揚げもタネも良いですね。蕎麦屋でこれぐらいのものがでてくれば十分満足できますね。
感想
ふーさんが利用して思うことをあげてみます。
山形のそばの入り口:このお店は高速のIC近くにあります。その物理的な入り口と箱の大きさ・味・メニューなど、山形のそばの入門的なお店とも言えます。ふーさんもサラリーマン時代に仙台や東京の人をお連れしてました。
このお店は山形の大きな製粉所の直営店。ですので素材の蕎麦粉の出自は間違いは無いところでしょう。山形で蕎麦を食べる際の1つの候補としてもいいかもしれません。皆さんも一度いかがでしょう?
どうも
麺食いのふーさんでした!
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