こんにちは
花屋のふーさんです!
今回は夏をイメージさせるお花をご紹介します。なお、今回はほぼ周年栽培されていて手に入りやすいものを選んでいます。
夏のイメージ
夏と聞いて何をイメージするかは人によって違うと思いますが、南国のものとかは夏をイメージさせてくれますよね。トロピカルフルーツとかトロピカル柄など夏をイメージさせてくれるものです。
トロピカルフラワー
お花にはトロピカルフラワーと呼ばれるものがあります。厳密にこれとこれと分類されているわけではないのですが、原産地や生産地が熱帯のものを総称して呼んでいます。
代表的なものは
トロピカルフラワーの特徴
トロピカルフラワーの特徴について考えてみます。
日持ちが良い
暑い土地が原産なので夏の暑さにも強く、日持ちも良いものが多いです。
本数が少なくても絵になる
個性的な姿形のお花が多いので、花器に2〜3本ぐらい生けても絵になりやすいです。
デンファレなどは丈が短いので一輪挿しとかにすれば良いでしょう。
一年中手に入る
輸入にしろ国産品にしろほぼ一年中手に入るものが多いです。なので夏のイメージを出したい時に使えます。たとえば、ハワイ料理やタイ料理のお店のお店飾りとかに良いですよね。
おすすめのトロピカルフラワー
トロピカルフラワーのなかからおすすめをご紹介します。
ストレチア
ストレチアは別名極楽鳥花と呼ばれるお花です。原産地は南アフリカです。市場に出回るものは伊豆・沖縄あたりで生産されています。
花持ちは良く、水揚げも難しくありません。
その独特な形と色から夏だけではなく、お正月用や仏事用にといろいろと使われます。
背の高い細身の花器に2本ぐらいを花だけシンプルに生けても良さそうです。
アンセリウム
アンセリウムはトロピカルなお花の代表的なお花です。原産地は熱帯アメリカ。市場に出回るものはほぼ輸入品で台湾あたりのものが多いですね。
こちらも花持ちが良く、水揚がりも問題ありません。
花色・形が豊富なのに加え大きいものから一輪挿しにできる小さいものまで種類が多いです。
ステム(茎)の長さが限られるので高さはだせません。グリーン(葉物)と併用すれば構成の自由度は高くなります。
クルクマ
クルクマはショウガやウコンの仲間です。原産地はタイやカンボジアです。球根が輸入されて今は国産で生産されています。
色づいているところは花でななく、その下にチョコンと顔をだしているのが花になります。
花色はピンク・白・緑などで品種によっては一輪挿しほどの丈のものもあります。
ランの仲間
ランの仲間と大きくくくりましたがランはたくさんの種類があります。手頃な自宅用になると、デンファレ・モカラ・オンシジュームあたりでしょう。
デンファレ
ランの仲間で一番馴染みが深いのがデンファレです。輸入はタイやシンガポールからが多いです。沖縄を中心に国産品もあります。
花持ちは基本いいのですが、輸入品のお花全般に言えることなのですが、いくつもの商社が扱っていて品質や管理がさまざまなので注意が必要です。輸入品は信頼できる目利きのできるお花屋さんで購入するほうが無難です。
モカラ
モカラはいくつかの種を交配して人口的につくりだされたランです。
ピンク系・紫系・オレンジなどの花色があります。
デンファレよりは存在感あり、お正月のアレンジメントなどにも使えます。
オンシジューム
オンシジュームといえばこの黄色い大輪のものが有名ですね。国産品もありますが多くは輸入品です。台湾からが多いようです。
黄色以外にも白やピンクがありますが、切り花はほとんど黄色です。
ランの仲間でこちらは比較的ステム(茎)の長さがあるで大きさや高さもだすこともできます。
花持ちは悪くないですが。極端な寒さや暑さは苦手です。
トロピカルフラワーは夏のお花飾りにおすすめ
日本の夏は暑いうえに湿度もあります。そういった時期にお花を飾るときに少しでも長持ちさせたいなら、似た環境で咲く花を飾れば花持ちも期待できます。
今まで紹介してきたトロピカルフラワーは暑い時期でも鮮度のいいものを飾れば比較的長持ちします。
また、少ない本数でも絵になる花材が多いので、なるべく蒸れないように生け込みたい夏のお花飾りにも適しています。
夏をすこしでも爽やかに過ごすのにお花を飾って癒やしの空間を演出するのもいいかもしれませんね。夏のお花飾りにはこちらも参考にしてみてください⬇
1本のデンファレとグリーンでも飾れば気分も変わります!
どうも
花屋のふーさんでした!
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