こんにちは
らーめん大好きふーさんです!
今回は山形ローカルの常識である「お蕎麦屋さんでラーメンが食べられる!」についてご紹介したいと思います。
山形のラーメンの特徴
山形県は大きく4つの地方に分けられます。それぞれの地域にご当地ラーメンと呼べるものが存在します。
山形の中華そば(ラーメン)のあゆみ
山形で中華そばがお店で出されるようになったのは大正時代初期と言われています。
初めて出したお店は山形市の「芋子煮そば処 佐藤屋」で、売上げアップの方策として当時関東で流行していた中華そばをメニューに出したのが始まりと言われています。
「蕎麦を手打ちしているなら手打ちの中華そばはどうか?」とラーメン職人にアドバイスされたそうです。
その後、関東大震災で東京や横浜のラーメン職人が避難してきたことで中華そばが他のお蕎麦屋さんにも広がっていったそうです。はじまりがお蕎麦屋さんなのでお蕎麦のメニューとラーメンのメニューの両方が食べられるお店ができていったわけです。山形のお蕎麦屋さんには、蕎麦・中華麺・うどんのすべてを手打ちしたりしているお店もあります。
山形の中華そばの発祥と言われているお店のレビューはこちらです。
蕎麦屋でラーメンの訳
そのため、山形市のある村山地方に古くからあるお蕎麦屋さんでは、蕎麦の他に中華そば・ラーメンが食べられるようになったわけです。
これはあるお蕎麦屋のメニューです。
このメニューは表は蕎麦で裏には中華・ラーメン類になっています。こういうメニュー構成のお蕎麦屋さんが多かったりします。
画像のお店はこちら。新しいお店ですが修行先は老舗です。
山形の中華そばの特徴
古くから山形で愛されてきてる中華そばには特徴や共通点がいくつかあります。もちろん、それには当てはまらない、変化したり新しいモノを取り入れているお店ももちろんあります。
山形では中華そばを単に「中華」と呼ぶことが多いです。これ以降はお蕎麦屋さんで出されている中華そばを中華と省略し、それに山形風のということで山形をつけ山形中華とここでは呼びます。
スープ
お蕎麦屋さんで出される山形中華は、スープの材料に牛骨を使っているお店が多いです。店内にはいると牛独特の甘い香りが漂っていたりします。
チューシュー
チューシューといえば豚なのが普通です。山形中華のチューシューに牛を使っているお店があります。
また、やや硬めで噛み締めて味わうチューシューの仕上がりのお店も多いです。
かえし
山形中華の醤油ダレはお蕎麦のかえしと同じだったり、蕎麦のかえしをベースにしているお店が多いです。
山形中華のおすすめのお店
山形市を中心に、お蕎麦屋さんの中華が味わえるお店を何軒か挙げてみたいと思います。
現役お蕎麦屋さんのお店
今もメニューにお蕎麦と中華そばがあるお店のなかで何軒か選んでみました。
創業明治中期の老舗で味わえる中華そば。街中心部にありお昼時にはビジネスマンで混雑するお店です。牛骨のスープが味わえるお店になります。
中華そばが人気で専門店になったお店
昔はお蕎麦がメニューがありましたが、あまりにラーメンが人気でラーメンがメインメニューになったお店もあります。そのなかからおすすめを。
蕎麦屋の中華は魅力的
家族で外食するときにメニューの選択肢が多いのは有り難いです。
中華そばのあるお蕎麦屋さんならお父さんはラーメン・お母さんは蕎麦・お兄ちゃんは丼なんて家族が好きなメニューを選んで食事をするということができます。
また、今まで挙げてきたお店は、どうしても高級になりがちな蕎麦専門店のように仕切りが高いというわけでありません。町蕎麦と呼ばれるのお店が多いので楽しい食事ができると思います。
記事の中に出てきたお店を詳しくお知りになりたい方はこちら👇
ラーメン専門店のラーメンもいいのですが、たまにはお蕎麦屋さんでラーメンとかもいいと思いますよ?なんか懐かしくホッとしたりして。
どうも
ラーメン大好きふーさんでした!
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