こんにちは
旅行大好きふーさんです!
福島県に旅行行った折、いわき市石炭・化石館ほるるに行ってきました。
いわき市石炭・化石館ほるるがどのような施設なのかをご紹介します。
いわき市石炭・化石館ほるるの基本情報
いわき市石炭・化石館ほるるはいわき市にある常磐炭田の採炭の歴史と、市内で発掘された化石や、地球の歴史を物語る諸外国の化石資料を展示する施設です。
いわき石炭化石館ほるる https://www.sekitankasekikan.or.jp/ | |
TEL | 0246-42-3155 |
住所 | 福島県いわき市常磐湯本町向田3-1 |
開館時間 | 開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 第三火曜日(第三火曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
及び1月1日 |
駐車場 | 普通車合計66台 |
観覧料 2020年1月現在 | |
一般 | 660円 |
中・高・大学生 | 440円 |
小学生 | 330円 |
いわき市石炭・化石館ほるるの見どころ
いわき市石炭・化石館ほるるの見どころは大きく分けて2つになります。
一つは化石の展示がメインのエリア
もう一つが模擬坑道がメインの石炭に関するエリアです。
化石の展示
エントランスにあるのが屋外の噴水にもなっていたフタバリュウです。自分は知りませんでしたがドラえもんの映画で一躍有名になったそうですね。ちなみにこことショップは無料エリアになります。
受付で観覧料を払い入場すると、まず大きな化石の展示室に入ります。こちらには大きな全身骨格から小さなものまでたくさん展示されています。大きいものはアメリカやカナダのものが多いのですが、アンモナイトなどはいわき市で見つけられたものが数多く展示されています。
なかにはこういう触ってもOKなもの展示されています。どうしても博物館は陳列を見るだけになりがちですがこういう展示はいいですね。お子さんとかは喜びそうです。
常磐炭田関係の展示
化石の展示室から2Fにあがると化石と鉱物標本がおいてある展示室になります。そこから地層等の展示を経て石炭の展示へとつながっていきます。
模擬坑道
2Fから坑道に降りる竪坑を模したエレベーターで模擬坑道へ降ります。このエレベーターがなかなか面白いです。実際の炭鉱のはすごい速度だったらしいですね。
模擬坑道の中はこのようになっており、順路を歩いていくとマネキンを使った展示で採炭の様子が時代順に再現されています。
この再現がなかなかで時代を経るしたがって採掘の技術の進歩がわかります。坑道の支え方とかも忠実に再現されているようです。
こんなシーンも再現もされていて、ほんとに危険と隣合わせの仕事だったのでしょうね。
生活館
坑道を最後まで進むと地上に出たという設定です。
そこは昭和の炭鉱の町の生活風景の再現になります。
その先は特別展示。その後はギフトショップの方からエントランスに戻ります。
いわき市石炭・化石館ほるるのおすすめポイント
石炭と化石にしぼった展示
通常〇〇県立博物館というと、いろんなものを詰め込みすぎのように感じます。その土地の地層のはじまりから年代順に回遊して最後には近代まで。いろんな収蔵品を展示したいとは感じますが、どうしたも散漫になってしまって印象に残りにくいです。こちらは化石と石炭にしぼり、化石からはじまり鉱物標本や地層に繋ぎ石炭にもっていくストーリーの構成はいいと思います。
展示のデティールの作り込み
竪坑を模したエレベーターからの模擬坑道の作りこみはすごいと思います。自分的にはこの博物館のメインのコンテンツはここと感じてきました。やはりいわきの人にとっての炭鉱は特別な思いがあるのでしょう。炭鉱を産業の遺産としてとらえ伝えていこうとしていくのを感じられました。
ほどよい満足感
久慈の琥珀博物館にも行ったことがあるのですが、あちらは琥珀の採掘体験がメイン。この近くのアンモナイトセンターも採掘がメインのようです。どちらも採掘ありきで行けば満足度高いでしょうが、展示を見るだけだとそうもいかないと思います。こちらは、展示の他にアトラクション性の高い模擬坑道により満足度が高いです。博物館にコスパという表現は使いたくないですが、払った観覧料と満足度の釣り合いはとれていると感じました。
ちょうどいい広さ
実はこの日午前中にアクアマリンふくしまをみてから昼食を取ってからこちらに伺いました。アクアマリンふくしまの見学をメインとして、あともう一つどこかをの時にこちらぐらいの広さのところがちょうどです。たしかに、所要時間は展示物を一つ一つ丁寧にみていけば時間はかかります。でも、1時間もあれば十分館内をみて回れると思います。また、完全に屋内で完結していますので雨天時でも問題ありません。
いろいろな方が何かを得られるいい施設では?
こちらの施設は恐竜に興味津々なお子さんをはじめ、大人の鑑賞にも耐える模擬坑道により親の世代からその上の方まで何かを感じられるのでは無いでしょうか?古代、フタバリュウが泳いでいた時代がたしかにあり豊かな木々が長い眠りにつき石炭となっていく。そんなことを文字通り肌で感じられる施設です。
何かをしたいなら所要1時間ほどの体験(一部要予約)もできますし、自由研究のネタ探しとかにもよさそうです。
いわき市への旅行の際にはこちらに立ち寄るのはいかがでしょうか?
どうも
ふーさんでした。
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