こんにちは
花屋のふーさんです!
お花を飾ることは様々な効果があるのですが、どうせなら元気になれる色のお花を飾ってはいかがでしょうか?今回は元気になれるビタミンカラーのお花達をご紹介します。
季節ごとのおすすめの色がある
ふーさんはお花の世界に35年以上います。言い換えれば季節の移り変わりを35回以上過ごしてきたということになります。
春から夏がきて秋になりやがて冬がやってくる。
そんな季節の移り変わりを感じるときに、ふーさんは宅配に使ったり、おすすめするお花の色を意識して変えています。簡単に言うと冬に寒色系のお花では寒々と感じますし、夏に暖色系のお花では暑苦しく感じてしまうのではないでしょうか?それぞれの季節でより良いと感じるお花の色使いがあります。
初夏をイメージする色づかい
ふーさんなりの色使いですが、春の桜が咲く時期まではピンク色を主体にした淡い色合いにします。桜が散った頃からはっきりとした色に切り替えていきます。
よく使うのは黄色・オレンジ色などのいわゆるビタミンカラーと呼ばれる色です。
ビタミンカラーとは?
ビタミンカラーとはレモンやライムなどの柑橘系をイメージしたビビットな黄色🟡や緑色🟢です。柑橘類にビタミンが多く含まれていることが名前の由来だそうです。

ビタミンカラーは1956年のファッション流行色で
1996年アシッドカラーとして再流行します。そのときオレンジ色🟠が加わります。
ふーさんはオレンジまで加わったアシッドカラーを広く名が知られたビタミンカラーと呼ばせていただきます。
ビタミンカラーのお花たち
元気を分けてくれるビタミンカラーのお花達を色別にご紹介します
黄色🟡
ヒマワリ
切り花のヒマワリは今では一年中手に入れることができますが、ふーさんのとこでは5月からお庭で咲く少し前までよく使います。夏に元気を与えてくれるお花の代表のようなお花ですよね。日持ちも悪くないお花です。色合いも黄色のもの他にオレンジに近いものもあります。
オンシジューム
こちらの大輪オンシジュームも一年中出回ってますが、寒さには弱いです。華やかさと豪華さも持ち合わせているお花ですね。日持ちも蘭なので悪くないです。
緑色🟢
アンセリウム
アンセリウムはトロピカルなイメージが強いお花です。このお花はさまざまな色があり緑色もあります。形状による存在感が強いのと、どうしても夏のイメージになりがちなので使い難いところもあるかもしれませんね。花持ちも悪くはありません。
テマリソウ
テマリソウは個性的な外観で人気のお花です。ナデシコの仲間なので日持ちも良いです。どちらかというと和風のイメージのお花です。お花を生ける際に「遊び」の花としても使えるお花です。
オレンジ色🟠
サンダーソニア
サンダーソニアはオレンジ色のお花といってふーさんが最初にイメージするお花です。形が特徴的で、一輪挿しに一本生けても絵になるお花です。昔は輸入が主流でしたが、今は国産が主になりました。花持ちもいい部類に入ります。
ピンクッション
ピンクッションは英語で針山を意味する名前のお花です。まさにその通りの見た目ですね。オーストラリアや南アフリカから輸入されてくる「ワイルドフラワー」の仲間です。そのままドライになるほどで、日持ちは非常にいいです。
ビタミンカラーの取り合わせ
今回、オレンジのスプレーバラと黄色のスプレーカーネーションと緑色のテマリソウを合わせて花瓶用のお花を組んでみました。今回は3色使っていますが、2色でもいいかもしれません。また、それぞれの色の分量で感じ方が変わってくると思います。
色には心理的効果がある
色彩心理という言葉があります。人間が色をどのように感じ心に与えられる影響を解明していくものだそうです。同じ色を見ても人や文化的背景などで感じる感情や感覚の違いはあるようです。
今回メインにした3色で言われている心理効果をあげてみます。
🟡黄色:明るく若々しいイメージをあたえる。場の空気を明るくする。
🟠オレンジ色:明るく陽気な気分にする。元気になる。
🟢緑色:リラックスさせる。疲労回復。
以上の3色の組み合わせは元気をもらえつつ、リラックスもできるいい組み合わせなのではないでしょうか?
色のもつ力をお花にも活用しましょう
上記であげた色彩心理。それをお花を選ぶときや生けるときに応用すれば、お花の持つ効果をよりいっそう高めることができるのでは?と思います。
季節の変わり目で少し気分が乗らない時などは、元気を与えてくれる色合いのお花がいいとふーさんは思います。なので桜が散った後からはっきりとした色のお花を使いはじめるようにしています。
お花屋さんをやっていると色とお花は密接な関係があると感じます。皆さんもお花を選ぶ時に色というものを意識してはいかがでしょうか?お花と色についてはこちらも参考にしてみてください。
皆さんもいろんなお花で色の組み合わせを楽しんでみてくださいね。
どうも
花屋のふーさんでした!
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