" /> 初春に飾りたい!花が咲く枝物の魅力をご紹介します。 | 花屋のふーさんブログ
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初春に飾りたい!花が咲く枝物の魅力をご紹介します。

こんにちは

花屋のふーさんです!

 

今回は魅力的なものがある、花の咲く枝物についてご紹介します。

枝物とは?

生け花につかう枝を枝物といいます。木物と呼ばれることもあります。生け花では主材と呼ばれ、線を生かして活け、生け花の骨格をつくります。

春の時期には、その枝物に花が咲きます。季節感を大切にする生け花でもアレンジメントでも季節の枝物は重要です。

花が咲くの魅力

花が咲く枝物にはいろいろな魅力があります。

季節感

春に花をつけ咲くということは、春を表現し、飾れば春を感じさせるということができます。

お雛様には、卒業式・入学式にはのように行事事にもよく使われます。

ボリューム感

枝物は短いものもありますが、通常100cmから120cmの長さで出荷されます。そのままで飾れば生け込みに高さをだすことができ、天井の高い部屋やホールなど広い空間でも映えます。

長持ち

花のついた枝物は通常蕾の状態で出荷されます。そこからだんだんと咲いていくので長い時間たのしむことができます。

春の枝物5選

今回は春の枝物のなかから5種選んでみました。

レンギョウ

レンギョウは黄色い花をつける枝物です。明るい黄色はその色でも春を感じさせてくれます。

枝の線に動きがあり、季節を感じさせるアレンジメントや生け込みなどによく使われます。

は春の枝物の2大スターのひとつといってもいいでしょう。桃の節供には菜の花と一緒に飾られることが多いです。

乾燥低温には弱いので、飾る場所の湿度と室温には注意しましょう。

も桃と並ぶ春の枝物です。卒業式や入学式の生け込みにもよく使われます。デリケートな桃よりは咲かせることは容易です。

また、12月末から4月頭ぐらいまで品種を変え、長い時期で出荷されます。

雪柳

雪柳は公園などの植えられていたりもする枝物です。流れるような曲線が魅力です。

春は白い花が咲くもの、夏は葉をつけたもの、秋には葉が紅葉したものとほぼ年間通して流通しています。それぞれの季節を感じさせる枝物です。よくお稽古などにも使われます。

コデマリ

コデマリも雪柳と同じで流れるような線が魅力です。小さな花が手まりのように咲きます。大ぶりのものだとゆるくカーブを描いた枝が良い味をだします。

水をよく吸いますので花瓶の水は深めにして飾ります。

花の咲く枝物をより楽しむために

花の咲く枝物をより楽しむのコツをいくつかあげてみたいと思います。

選び方

蕾の数=花の数になるので、蕾の数が多い物を選びます。また、ある程度枝分かれしている(カットもできる)や曲がりや線がきれいなものなどを選びます。

飾り方

枝物だからといって普通のお花と飾り方が違うということはありません。気にするのは、桃の乾燥と寒さぐらいだと思います。ただ、多くの花と同じでお花用鮮度保持剤が効果あります。

パックの利用

長さのある枝物ですが、上の啓翁桜のように手頃なパックされたものもあります。これなら、小さな花瓶や一輪挿しなどに気軽に活けることもできます。

生活に季節感を(ちょっと先取り)

昔、野菜や果物は冬には保存したものを食べていました。今は冬でも新鮮なものを食べられるようになりました。そのため食べ物の本来の季節がわかりにくくなりました。

お花の場合は季節を少し先取りする形で生産者から出荷されます。今回とりあげた花が咲く枝物もそうです。例えば桜なら年末ぐらいから出始めて、開花がニュースになる3月後半にはほぼ出荷が終わります。

つまり、花の咲く枝物を飾るということは「ああ 春がくるんだね」という季節を少し早く感じることになります。初物を食べる初鰹ではありませんが、春の枝物で一足早い春を感じてみるのも良いかもしれません。

皆さんも一度飾ってみませんか?

 

どうも

花屋のふーさんでした!

 

 

 

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