" /> お花を生けるときはカラーコーディネイトについて意識しましょう! | 花屋のふーさんブログ
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お花を生けるときはカラーコーディネイトについて意識しましょう!

どうも

花屋のふーさんです!

 

皆さんはお花を飾るときにはどう意識してますか?その時々お花屋さんにある好きな花を選んで生けるのであまり気にしないって方もいるのでしょうか?お花を選ぶ際にほんの少し色について意識すると出来栄えも変わってきます。簡単に説明していきましょう。

お花生ける際の簡単カラーコーデ

いつも書いてますが、プロを目指すわけではないならきちんと色彩学を学ぶ必要はないと思います。ふーさんがお花業界に入った35年も昔は色彩についての研修は半日もやらなかった記憶があります。今はきちんと勉強されているお花屋さんが多いようですね。

これだけ覚えてイメージすればOKっかな?というポイントを順を追いながら説明していきましょう。

1:色相環(カラーサークル)をイメージ

引用先:https://www.dic-color.com/knowledge/pccs.html

上のようなものを見たことがありませんか?色相環(カラーサークル)と呼ばれているものです。このカラーサークルがコーデの基本中の基本になります。それぞれの色の位置関係をおおまかでいいので覚えましょう。

2:同系色・類似色でコーデする

同系色と言う言葉をよく聞きませんか?よくアレンジメントなどで「同系色のお花でアレンジしましょう」と書いてありますね。お花を生けるときはまずこの同系色でまとめてみます。

同系色でコーデ

色相環で同じ番号の色のみでのコーデです。例えば🔴でコーデするなら、2:Rなら2:Rだけで色の明るさ(明度)もしくは鮮やかさ(彩度)の違いだけでコーディネートしたものです。

ただ、お花の場合はお花の種類によって色相が微妙に違います。なので、類似色でのコーデとなるケースが多いと思います。

類似色のコーデ

色相環の隣あう色を類似色と言います。2:Rの🔴なら黄色がかった3:yRや紫がかった1:pRが類似色になります。この類似色だけで作ったのが類似色コーデです。

お花の世界ではこの類似色までのコーデを同系色とくくっても問題ないように思えます。お花には色見本があってそれに合わせて調合して染色できるわけではないですし。

ふーさんも類似色コーデまでを同系色コーデとして話を進めます。

また、色にはトーンという概念もあります。よくビビットとかグレイッシュとかいわれるものです。明度と彩度を合わせて考えグルーピングしたものです。同じ色相のトーンの違う組み合わせ(トーン・オン・トーン)も同系色のコーデになります。

引用先:https://www.dic-color.com/knowledge/pccs.html

3:同系色で生けてみる

まずはこの同系色でお花を生けたりアレンジしてみましょう。色を何色も使わないのでわりと簡単にできるのではないでしょうか?同系色だけでの場合は感覚的な「おもさ」だけに注意すればいいと思います。「おもさ」については👇も参考にしてみてください。

さて、同系色でできたものは見るとまとまりがいいのですが、大人しく無難に見えてしまったってやや物足りないイメージではありませんか?そのままでもいいですが少し手を加えましょう。

4:アクセントをつけてみる

同系色でつくられたお花にいわゆる差し色のお花を足していきます。その際は最初の色相環を思い出してください。自分の生けたお花の色の反対側の色のお花でアクセントをつけます。2:Rの🔴の同系色でコーデしたら反対は14:BGになります。ただ、180°正対する色だとややキツめに感じると思います。少し隣にずらしたほうがいいようにふーさんは感じます。

ふーさんなら、🔴ヒペリカム🔴アルストロメリアに🔵のデルフィニュームを差し色に使います。

差し色はあくまでアクセントをつけるものです。使う本数はあくまで少なめがまとまりやすいです。

お花選びからコーデを意識しましょう

お花を生ける際に、お花屋さんでのお花選びがスタートラインになります。

今まで説明してきたお花の色のこと。これをお花屋さんでのお花選びに活かしてみましょう。まず生けるお花のメインの色を決め、アクセントで使うお花の色を決める。

そうやって決めたお花で色を意識して生けてみる。生ける行為自体も楽しいですけどあれこれイメージすることも楽しいはずです。そして生けたお花を眺めて記録する。記憶してものは次生けるときの参考になります。どうです?楽しくなってきませんか??

趣味でお花を生けることは楽しいことです。皆さんも楽しんでくださいね。

 

どうも

花屋のふーさんでした!

 

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