こんにちは
花屋のふーさんです!
9月には秋のお彼岸があります。お彼岸について少しご説明しましょう。
お彼岸とは?
お彼岸は春と秋と年に2回あり、春分の日・秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、前後3日を合わせた7日間がお彼岸の期間です。
仏教において我々がいる煩悩と迷いの世界を此岸(しがん)それに対して欲や煩悩から開放された世界を彼岸(ひがん)と呼びます。此岸は東側・彼岸は西側にあるとされてきました。一年で太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日と秋分の日は此岸と彼岸が通じやすくなると考えられ、この時期に先祖の供養をするようになったようです。
2022年の秋のお彼岸は?
2020年秋のお彼岸は
彼岸の入り 9月20日 (火)
秋分の日(中日)9月23日 (金・祝日)
彼岸明け 9月26日 (月)
になります。
お彼岸にすることは?
お彼岸は先祖を供養する期間です。宗派や地域などにより違いがあるでしょうが
- 仏壇・仏具を綺麗にする
- お供えものをする
- お墓参りに行く
などでしょう。
仏壇のお供えもの
日々の仏壇のお供えの基本は「五供(香・花・灯燭・浄水・飮食)」と言われ、それぞれ仏前に、線香、仏花、ローソク、水(またはお茶)ご飯をお供えします。
お彼岸はこれに果物やお菓子などを足すということが多いかと思います。
仏花について
お彼岸には仏花を飾ります。仏花とは仏壇やお墓に飾るお花を言います。最近では生花の他に造花やプリザーブドフラワーなどでも飾られ、それでも問題はないとされています。普段は造花等を飾り、お彼岸やお盆にお正月・法要のときは生花を飾ると使い分けしてもいいと思います。
仏壇のお花は基本同じものを一対で飾ります。現在はお花の種類にはほとんどこだわらないですが、バラのような棘のあるものは避けます。なるべく日持ちの良いお花のほうが無難でしょう。色合いは四十九日までは「白上がり」が基本です。その後は色が入っても大丈夫です。白・黃・紫が基本色で3色で飾る場合はこの3色です。5色ならそれにピンクや赤を足します。本数は3・5・7本など奇数になるようにするのが基本です。
お墓のお花も仏壇のお花と同と考えれば大丈夫です。
大切なのは気持ちです
仏事には決まりごとやマナーがあります。そちらを守ったうえで、もう一つ大事なことは
「気持ち」ではないでしょうか?
先祖の供養は亡くなった親や祖父母に感謝の気持ちを伝えるという意味合いがあります。現代は日々忙しく過ごすことが多いと思います。お彼岸の期間は先祖や自分などを見直すいい機会なのではないでしょうか?
どうも
花屋のふーさんでした!
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